2011-05-13 第177回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
二 関西国際空港については、四千メートル級の複数滑走路を有し、完全二十四時間の運用が可能であるという優位性を十分に活かし、首都圏空港と並ぶ国際拠点空港として再生・強化するよう努めること。アクセス機能の改善・強化、利便性の高いダイヤ設定など利用者の利便の向上に努めること。
二 関西国際空港については、四千メートル級の複数滑走路を有し、完全二十四時間の運用が可能であるという優位性を十分に活かし、首都圏空港と並ぶ国際拠点空港として再生・強化するよう努めること。アクセス機能の改善・強化、利便性の高いダイヤ設定など利用者の利便の向上に努めること。
いずれにせよ、日本に一つしかない、二十四時間、複数滑走路を持った国際空港から観光地へのアクセスというものをしっかりと整備していく、これは集客ということを戦略的に考えたときには当然なされなければならないポイントの一つだと思っております。この点について、大臣の御見解をお伺いしたいと思います。
その証拠に、アジアの国々は、複数滑走路を持った二十四時間利用可能な空港をどんどんつくっていっている。日本は関空だけ、関空もまだ一本、今まで二十四時間と言われていました、あれはうそですよ。週に三日間も、夜中に三時間空港をとめて滑走路の点検をしているんですよ。それで二十四時間なんて、はっきり言ってうそです。先ほどの話もそうです。風で行けない空港なんですね。
また、関西空港について言わしていただきますと、これ二〇〇七年に供用が二本目の滑走路開始になるわけでございますけれども、四千メートルの複数滑走路を、二十四時間空港、こういう空港というのは、国際空港見たらもうグローバルスタンダードなわけですよ。そういう空港というのは我が国には全然ないわけなんですね。この関空で初めて、四千メートル二本、二十四時間空港というのが初めてできるわけです。
○洞政府参考人 先生御指摘のとおり、世界各国の主要空港におきましては、特にアジアにつきましては複数滑走路を有するというのが通例でございまして、先ほどの香港にしましても、上海の浦東国際空港というのが九九年の十月に開港していますけれども、それからソウルの仁川国際空港等々、複数の四千メーター級の滑走路を持つ空港が次々に整備されつつある状況にございます。
しかも、主要空港が全部複数滑走路を持っているのに対して、那覇空港は滑走路一本しかない、こういう過密な状態で運航しているものですから、しばしばいろいろな問題が起こるのでございまして、何としても平行滑走路、沖合展開をすべきだということでございます。
成田空港は、今申し上げましたように、平行滑走路が完成をいたしますと、複数滑走路を有します国際空港、こういう機能を持つに至るわけであります。したがいまして、便数も大幅にふえる、こういうことが想定されまして、騒音対策を初めとする地元対策に関しては万全を期していかなければならない、このように思っております。
私も何度か成田を使って出入国をさせていただいたのですが、滑走路一本であるゆえか、飛行機がランディングしますと物すごい急ブレーキがかかって、とまったと思った途端、後ろはあけぬといかぬから航空機が横を向く、こういう、ある意味で恐怖を伴うような着陸状態でもございますし、これが複数滑走路あったらな、三本あったらな、そんな思いを何度かいたしました。
○丹羽政府委員 ただいま私の手元にございます中部新国際空港構想の概要という地元でおつくりいただいた資料に従って申し上げるのでございますが、その中に、規模といたしましては、四千メーター滑走路を含む複数滑走路という話がございます。
まず、滑走路一本の問題でございますが、私ども手元にある資料では、先進国の主要空港はすべて複数滑走路でございますが、ただ一つ、これはやはり最近できましたパリのシャルル・ドゴール空港、このシャルル・ドゴール空港は滑走路一本で運用を開始いたしております。第二滑走路は目下建設中ということになっておりまして、これもやはりル・ブルジェ、オルリーだけでは足らなくてシャルル・ドゴールをつくった。